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事故を防ぐ為の知識

最近の話ではなく、昔から二輪車と四輪車の事故は多いです。

そこで二輪車・四輪車それぞれの事故や、それぞれの特性をお互いに理解しあい、少しでも事故のない社会を目指しましょう。

●自動二輪 
カーブでの単独事故が多いことが特徴です。バイクのカーブ走行は、ライダーがバイクを曲がる方向に合わせ、内側に傾けて(バンク)走行します。これは、最も不安定な状態 であり、少しでもバランスを崩すと転倒してしまいます。カーブを曲がる時には、十分に注意しましょう。 
●原付バイク 
見通しの悪い交差点での出合頭事故が多いことが特徴です。原付バイクは手軽なので、つい自転車感覚で乗ってしまいます。そのため、周囲に 甘えた運転になりやすく、基本的な一時停止すらしないことが多いようです。交差点等では、必ず足を着いて停止して、安全確認をしましょう。 

制動距離の違い

二輪のブレーキは、前輪と後輪で独立しています。このため、四輪よりもはやく減速し、驚くほど短距離で停止することがあります。 
●四輪の皆さんへ 
二輪は、非常に短い距離で停止します。二輪の後ろを走る時には、交差点等の手前で二輪が急停止する場合のことを考え、常に十分な車間距離をとっておきましょう。 
●二輪の皆さんへ 
四輪は、二輪ほど短い距離では停止できません。急停止するような時には、追突されるのを避けるため、後続車を確認し、若干左側に寄って、 四輪に道をあけて止まりましょう。 

夜は大敵 

二輪のライトは、車体の中心近くにあるので、手前ほど照射範囲が狭く、路面状態や左右の様子が見えにくくなっています。また、夜間 はライトの光しか見えませんので、距離感もスピード感も把握しにくくなります。 
●四輪の皆さんへ 
対向してくる二輪のライトを見ただけでは、原付バイクと自動二輪との区別はできません。ですから、二輪のライトを見たらスピードの速い自動二輪だと思いましょう。 
●二輪の皆さんへ 
ライトの照射範囲が狭いので、照らしているところだけでなく、その先を見るようにしましょう。夜間走行では、昼間以上に周囲に気を配る必要があります。 

バランスを失いやすい 

四本のタイヤで車体を支えている四輪と違い、二本のタイヤの上でバランスをとっている二輪は、わずかなことでバランスを失います。主なものとしては、急ブレーキ・ 急ハンドル等ライダー自身によるもの、路面状態・天候等によるもの、そして四輪との関係によるものとがあります。二輪車のそばを走行するとき、少しでも思い出していただき、運転にいかしていただけると幸いです。