縦列駐車の心得

教習所でポールを使って練習したけど苦手という方が簡単にできる方法を紹介します。
縦列駐車ができると都会など車の多い場所で困ることはない
コツは一つ一つの動作を確実に行うこと
慣れていない方は「何からやったらいいのかわからない!!」状態だと思います。まずは周りの状況を確認して安全を確保しましょう。そして一つ一つの縦列駐車の動作を冷静に行いましょう。
ハンドル操作は車を止めた状態で行う
苦手なことは、複数の事を同時に行うのではなく、
個別に分けて一つ一つの動作を着実にこなしていく方が、上達が早まります。
縦列駐車が得意ではない方、久しぶりに行う方ハンドル操作とシフト操作、
アクセルペダルを踏む動作を同時には行わず。ハンドル操作が終わってから、次の動作を行うことをお勧めします。
周囲の道路状況に注意しながら、リラックスした状態で行う
都会で運転していると、ビジネスの場、プライベートの場で、
時には交通量の多い場所で縦列駐車をしなければならない時もあります。その際、後ろから接近してくる車にせかされて、自分のペースではなく、冷静さを欠いた状況で縦列駐車をしてしまうと、事故につながりやすくなります。
後ろから接近してくる車の事ばかりを意識せずに
前に止まっている車と後ろに止まっている車と接触しないことも考えて、
落ち着いた状態で行っていきましょう。
ここから縦列駐車の手順を解説
縦列駐車をするときの手順を紹介します。
前後の車との距離が近くなるため慎重に車を操作することも大切ですが、
思い切りよくハンドルをきらなければ
いつまでも縦列駐車できない状況になることもあります。
1.前方の車と1mくらい横の間隔をあけて、車を平行に停止
縦列駐車を出来そうなスペースを見つけたら、
前方に止めてある車の少し前に自分の車を止めます。停止している車との横幅は1mくらいが適切です。
前方に止めてある車と、後方に止めてある車との間のスペースが、
自分の車の縦サイズの1.5倍ほどあれば理想的です。
2.左に縦列駐車する場合は左にハンドルを切る
日本の道路では基本的に左側に縦列駐車をすることになります。
その場合は左方向に旋回する必要があるため、
左回りにハンドルを思い切り切りましょう。
3.目印となる場所を決めて途中まで真っすぐバック
車を移動したい方向にハンドルを切ったら、シフトレバーをRに切り替えて、
アクセルペダルをゆっくり踏み込んで、車をバックさせます。バックする際には、目印となる場所を決めておいた方がスムーズなラインで車を移動させることができます。
望ましいのは、後方に止まっている車の路側帯付近の場所です。そこを目印として、バックしていきます。サイドミラーに後ろに止まっている車が完全に映り込んだら、止まります。
4.タイヤが真っすぐになるようにハンドルを定位置に戻しながらバック
車をいったん止めた後は、ハンドルを定位置に戻しながらバックしていきます。
そうすることで、
タイヤが真っすぐになって、路側帯にぶつからず、
外側の車線にはみ出すことなく綺麗に駐車する事ができます。
車をバックさせる際には
どうしても後ろの部分に意識が向いてしまいますが、
実は気を付けるべきはフロントの方なのです。
バックをしながら曲がる際には、
外輪差があって前輪の方が後輪よりも外側のラインを通ってしまいますので、
フロント部分が停まっている車などと接触しないように
注意をしてハンドルを戻していきましょう。
5.車の幅寄せをする
路側帯と並行になるように、車を幅寄せします。
スペースが限られているので、あまり神経質になって幅寄せをしてしまうと、
停車中の車と接触してしまう恐れがあるので、縦列駐車での幅寄せはほどほどにしましょう。
大抵の方はバックが苦手だと思います。Mサポートでは、そのような方の為にバックのみの講習プランもご用意しております。